Google「Nexus One」、価格が高すぎると不満の声、値下げするも販売は低調
発表前のインターネット上での注目度の高さにもかかわらず、発売開始から一週間での販売台数がわずか2万台と苦戦しているGoogleケータイ「Nexus One」ですが、利用者から価格設定が高すぎると不満の声が上がっているようです。
最近の米iSuppiの調査により、開発費等を除く、「Nexus One」に使用されている部品の原価は、オンライン直販での価格(約529ドル)から大きく乖離した、約174.15ドルであることが明らかになりましたが、ユーザーからの不満の声を受けて、販売価格が100ドル値下げされる結果となりました。
これまでに「Nexus One」を購入したユーザーに対しては、クレジットカードの口座に100ドルが返金される予定であるとのこと。
しかしながら、購入方法はオンラインでの直販のみという独特の販売方法をとったことにより販売台数は相変わらず伸びていないようです。発表前にはAndroidケータイがブレイクする契機になるかもしれないと大いに期待されたGoogle「Nexus One」ですが、販売開始一週間での販売台数は、iPhoneが160万台だったのに対し、そのわずか80分の1となる2万台。今後の販売戦略により巻き返しを図れるかどうかに注目です。